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溺れる秘密の関係
第1章 同じ歳の兄妹
「家に帰ったら、たっぷり可愛がってやるから。」
「う、うん。」
柊真の顔が近い。
柊真が私だけを見ている。
ああ、柊真。もどかしいよ、私。
そして、私と柊真が見つめ合った時だ。
急に詩織さんに、柊真を引き離された。
「朝から、イヤらしい目で柊真君を見ないで。」
「えっ……」
見ると詩織さんは、柊真と腕を組んでいる。
「柊真君は、勉強もできて男女関係なしに人気があって、次の生徒会長になるのは、彼しかいないって言われているのよ。」
「せ、生徒会長……」
まさか柊真が、そんなに人気があるなんて。
「柊真君を好きになっても無駄よ。この不潔女!」
頭を何かで殴られた気がした。
「う、うん。」
柊真の顔が近い。
柊真が私だけを見ている。
ああ、柊真。もどかしいよ、私。
そして、私と柊真が見つめ合った時だ。
急に詩織さんに、柊真を引き離された。
「朝から、イヤらしい目で柊真君を見ないで。」
「えっ……」
見ると詩織さんは、柊真と腕を組んでいる。
「柊真君は、勉強もできて男女関係なしに人気があって、次の生徒会長になるのは、彼しかいないって言われているのよ。」
「せ、生徒会長……」
まさか柊真が、そんなに人気があるなんて。
「柊真君を好きになっても無駄よ。この不潔女!」
頭を何かで殴られた気がした。