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溺れる秘密の関係
第2章 認めてもらう為に
今頃二人は、仲良くハンバーグでも、食べているのかな。
そう思うと、せっかく作って貰った夕食も、味気ない。
「どうした?柊真君に彼女ができたのが、そんなにショックか。」
「兄妹に先越されるって、結構ショックよ。二人は特に同じ歳だから。」
「そっか。まあ、おまえにもいい人見つかるよ。」
とほほ。両親に慰めてもらうなんて。
でもよく考えてみたら、そうだよね。
柊真以外にも、いい人はいる訳だし。
うん、決めた。
柊真の事、もう忘れる。
そして柊真が帰ってきた時は、もう22時になっていた。
「ただいま。」
私はわざと無視した。
「なんだ、機嫌悪いのか。」
柊真が私のベッド脇に座る。
そう思うと、せっかく作って貰った夕食も、味気ない。
「どうした?柊真君に彼女ができたのが、そんなにショックか。」
「兄妹に先越されるって、結構ショックよ。二人は特に同じ歳だから。」
「そっか。まあ、おまえにもいい人見つかるよ。」
とほほ。両親に慰めてもらうなんて。
でもよく考えてみたら、そうだよね。
柊真以外にも、いい人はいる訳だし。
うん、決めた。
柊真の事、もう忘れる。
そして柊真が帰ってきた時は、もう22時になっていた。
「ただいま。」
私はわざと無視した。
「なんだ、機嫌悪いのか。」
柊真が私のベッド脇に座る。