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ハーレムに咲く華達
第2章 フェナ
そして、年月は過ぎ。
私は皇后となるべき人として、アルテナ国に輿入れをする時が来た。
「姫様!お体だけは、大切に。」
ばあやは泣きながら、見送ってくれた。
隣国までは、丸一日かかった。
アルテナ国のお城に着いた時には、二日目になっていた。
「フェナ皇女。今日は早速ですが、皇帝と皇后に謁見があります。」
「着いた早々にね。」
髪を整え、正装に着替え、謁見する大広間に向かった。
広い廊下。
大きな絵画。
まあ、コーネイン国と比べると、品がないけれどね。
そして大きな広間に出た。
「どうぞ、お進みください。正面に座っているのが、皇帝陛下と皇后陛下、皇帝陛下の側にいらっしゃるのが、皇太子殿下になります。」
私は、ゆっくりと歩みを進めた。
私は皇后となるべき人として、アルテナ国に輿入れをする時が来た。
「姫様!お体だけは、大切に。」
ばあやは泣きながら、見送ってくれた。
隣国までは、丸一日かかった。
アルテナ国のお城に着いた時には、二日目になっていた。
「フェナ皇女。今日は早速ですが、皇帝と皇后に謁見があります。」
「着いた早々にね。」
髪を整え、正装に着替え、謁見する大広間に向かった。
広い廊下。
大きな絵画。
まあ、コーネイン国と比べると、品がないけれどね。
そして大きな広間に出た。
「どうぞ、お進みください。正面に座っているのが、皇帝陛下と皇后陛下、皇帝陛下の側にいらっしゃるのが、皇太子殿下になります。」
私は、ゆっくりと歩みを進めた。