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第16章 旅4 インフィニティスパ

　私は自分から腰を微かにくねらせて、彼の指の動きでひくひく身体を蠢かせていた。



身体をひくひくさせて・・・声を我慢して・・いやらしいね・・・



　彼の耳元の囁きは、まるで嬲るようでもあり、煽るようでもあった。
　彼にいやらしい、と言われ、私の膣穴はギュンと収縮し、湯船の中で愛液を垂れ流すのだ。


　その時、彼の指が、水着の股布をグッと捲り、そこに手をねじ込んできた。指がそこから淫部を上下し始める。



あんっ！！



　私は思わず声を上げてしまい、恥ずかしさに俯き、もう声を上げないように手の甲で口元を押さえた。



でも、彼の指の動きで、私の腰はうずうずと蠢くのはとめられない・・・。



　彼の指は、自在に水着の股布の中で、濡れた膣穴の入り口からクリトリスから、蠢いている。
　湯の中でも私の愛駅は粘り付き、ニュルニュルと動く彼の手にまとわりついて、私を欲情させる。



んふっ、ふっ、ふあっ・・・



　喘ぎ声こそ我慢しているけれど、私の口からは、いやらしい息が聞こえている。

　その時、彼の手が淫部からいなくなり、彼が水着のホックを外した。



あっ・・・



　湯の中で水着の胸の部分がフワッと外れていく・・・

　彼は後ろから、乳房を両手で包み、それを大きく上下に揉み始める。



(ああん・・・私、こんな、他の人がいるところで・・・)



　でも、後ろから胸を揉みしたがれる快感に弱い私は、胸を突き出し、腰をくねらせている。