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ムッツリ最高
第1章 揺れる電車の中
 ホームには、すでに電車を待つ人の列がある。
 独特のメロディが流れ、電車がつくと、人は押し合うように乗り込んだ。まだ、それほどの混み具合ではない。

彼を探したいけれど、変にキョロキョロするのもおかしいし・・・。

 私はバッグから携帯電話を取り出した。
 開くと、ラインの通知が3件みえた。
 彼からのLINE。
 嬉しくて、すぐに開くと、短いメッセージが三通あった。

ちゃんと、ドアのそばにたちなさい。

見てるからね。

そして、この後のLINEは、人に見られないようにしなさい。

 私は、次の駅で人がどっと乗り込んできたのに乗じて、奥のドア側の一番端にたどり着いた。
 そして、自分の胸元で隠すように携帯を見た。
 新しい彼からのメッセージを開くと、それは写真だった。

昨日の夜の、彼と過ごした私の痴態・・・

 赤い下着をつけて、恥ずかしげもなく乳房を突き出した私だった。

昨日、彼がこの乳房を、遠慮もなく、そして止めどなく、吸って、撫で回してくれた・・・。

 自分のいやらしい姿と、昨日の感触が甦り、体の奥が熱くなる。自分の乳首が立ち上がり、ニットの感触に触れ、思わず目を瞑った。

触って欲しい・・・,。

 次の駅でまた一段と人が増え、周囲の人と身体が密着し始める。

私の体の周りにいる人が、彼かもしれない・・・。

 身体中が性感帯になったように、少しでも周りの人の体が触れると、鼓動が高まる。

 その時、また、携帯にメッセージが入った。

開くと、写真だった。

 彼の、勃起した陰茎。

 私は周囲の人に見られないように、自分の張り出した乳房とコートの隙間でそれをじっと眺めた。

 私の愛しいもの・・・今すぐにでも、これを舐め上げて、この興奮して張り上がってきた乳房で包んであげたい。
そして、このいやらしい乳房を、これでビンタしてほしい・・・。

 彼の硬い陰茎が、私の張った乳房を叩く音が、私の耳に今にも聞こえてきそうだ。

 もう、周りの人も気にならないほど、私の頭の中は昨日の痴態でいっぱいになっていた。
 真っ赤な下着だけをつけた私をベッドサイドに立たせて、彼は椅子に座ってそれを目を細めながら見つめてくれた。
 あの瞳が、欲望に煌めく時、私の子宮も奥から疼きを増すのだ。
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