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ムッツリ最高
第7章 発情が止まらなくて


 私はもう一度ベッドに潜り込み、そんな彼に抱きついて、胸元に顔を寄せる。


 彼の匂いを嗅ぐと、また子宮がキュンとするようで、子宮口をグリグリと押されながらイキ狂いたい衝動がどんどん増してきている。





(あんなに、一晩中、抱かれておいて、なのに、どうしよう、発情が、とまらない・・・)




 もう一度ぎゅっと彼に抱きつき、彼の顔を見上げると、彼が訝しげに、私を見つめる。




どうした??なんだか・・・




私は、彼の瞳を逸らし、俯いて、首を横に振る。



なんでも、ない、です・・・。




 彼が私の顎を上げ、優しい口づけをして、もう一度聞いた。




何か、気になるなら、いってごらん?




 彼の優しい口づけだけで、私の体の奥の疼きが跳ね上がるように増し、頭の芯がぼうっとして、彼にあの気持ちいい場所を押してもらった痴態が私をフラッシュバックのように襲う。

 でも、そのままを彼に伝えるのが恥ずかしくで、私は、その根底にある不安を口にする。




あの、、、私たちは、お互いのこと、何も知らなくて・・・不安で・・・




 そう言うと、彼は、少し微笑んで、そして少し意地悪を言う時の声音で言った。



君のことなら、沢山、昨日、知ったけどね・・・。




 もう一度、私の顎を上げ、今度は舌を尖らせて、私の唇を嫌らしくこじ開け、歯や歯茎を舐め回す。

 そしてその唇をはなすと、低い声で、意地悪に言った。

 さっきから、実は鈴音が発情してるのも、わかるほど、僕は君のことを知ってるのに??


あっ・・・



(彼には、お見通しだったなんて・・・))




シャワーから出てきた時から、発情してたね?
昨日、あんなに沢山したのに、まだしたいんだ。




 すこし、嘲るような声音に聞こえて、私は必死に取り繕うように彼に今の気持ちを伝えようとした。でも、それを言うことで、一層、自分の嫌らしさを晒してしまうことになった。





ちがうの・・・自分でも、こんなの、初めてなの・・・いつもは、確かに、私はむっつりだけど・・・こんなに、身体が、欲しがるのは、初めてで・・・体の奥が、ずっと疼いてるみたいで・・・



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