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ムッツリ最高
第1章 揺れる電車の中
 心の中で、私は叫ぶように悶えながら、大きく胸で息をしてしまう。
 まるで胸が彼の指先を求めて、探し回っているような感触で、つい、太ももをかすかに擦り合わせてしまう。
 それだけで、私の膣奥から愛液が溢れ始めている。
 今、誰かに触られたら、私がどれほど発情しているか、すぐにわかってしまう・・・。

 彼の指は左からもゆっくりと乳首の周りだけをなぞり始め、私はもう、どうにもならない感触にただ、強く目を瞑るしかなかった。

 その時、電車はスピードを落とし、次の駅に着いた。

 彼の手が私の胸元からいなくなる。

(えっ、ここまでなのかしら??
でも、まだ降りる駅じゃない・・・)

反対のドアが開き、人が降りていって、少し電車に空間ができたと思ったら、さらに人がどっと乗り込んできて、さっきよりももっと、私はドアの脇に押し付けられた。

でも、今度は、真後ろに彼の香りを感じ、私は安心する。
 真後ろで、私をガードするように彼が立っていてくれる。

 守られている安心感と、そして、まだ彼が私をオモチャにしてくれるという期待・・・。

 電車が動き始めた時、また、彼の指が、背中をなぞりながら上がってきた。背中からブラの脇を通って乳房に。そして乳首の先か触れるか触れないかで、弄られて、私はビクッと身体を震わせてしまう。

 ふんわりと彼のオーデコロンの匂いが私を包む。
 その香りが、昨日の夜、私の胸元に顔を埋め、乳首を優しく吸ってくれた時の、逞しい汗の匂いが混じった彼の髪の感触を思い出させる。

 そして、今、彼の指が、私の乳首を、上下に弾き始める。私はその快感に、のけぞるようにお尻を突き出してしまう。そして、そのお尻の右側に、確かに硬いものを感じで、私の心が跳ねる。

(ああ、彼も、私の身体に、痴態に、興奮してくれてる・・・)

 頭には、彼の逞しい肉棒が浮かんでいる。口の中で、私の舌が彼の肉棒を舐め上げたくて、思わず動く。そして、下半身は彼の肉棒を求めて、自分から、お尻の割れ目を彼の硬い部分に当ててしまった。

 少しだけ・・・私はお尻を上下に動かした。

 その刺激で、彼の硬さが一段と増した気がする。そして、彼の手が胸を鷲掴みにして、強く揉みしだき始める。

 私は一段とお尻をと胸を突き出す。
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