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ロビン~女の股間に狙いを定めて~
第5章 囚われの身
。。。。。。。。。。。。。。

マリアが危機的状況に陥っているとは知らず、
ロビンはマリアに吹き飛ばされたマーガレットを
介抱していた。

カチカチに固まっていた体を温かいタオルで
何度も拭いてあげると
ようやく強張りが解けてきた。

強張りが解けると共に
マーガレットの意識も回復した。

「私…どうしちゃったのかしら…
体のあちらこちらが痛むわ」

忘却波も同時に撃ち込まれたのだろう。

ロビンは取り繕うように
「君、ベッドから落ちたんだよ、
覚えてないのかい?」
と噓を言った。

「覚えていないわ…
頭も打ったのかしら…」

「とにかく安静が一番だよ。
傍に付いていてあげるから
ゆっくり休むといいよ」

「ありがとう…あ、そうだ、マリアは?」

「マリアは…
ちょっと夜の散歩に出かけたみたいだよ」

「それならちょうどいいわ…
ロビン…添い寝してよ」

「いいよ」

断って刺激を与えて記憶が戻ったら
話がややこしくなるので
ロビンは望み通りにベッドに潜り込んだ。

「ねえ、ロビン…
ベッドから落ちたのはいいけど、
私どうして下着を付けていないのかしら…」

「え、えっと…
肌を締めつけていると良くないと思い
僕が脱がしたんだ…」

「じゃあ、私のヌードを見たのね…
不公平だわ。
私にもあなたのヌードを見せなさいよ」

いつの間にか会話は
マーガレットにリードされていた。

つい数時間前に
ベッドに潜り込みなさいと命じられた出来事が
デジャヴのようで
ロビンはクラクラした。
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