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ロビン~女の股間に狙いを定めて~
第6章 救出
マリアが外へ飛び出すと
向こうの闇の中から
走って近づいてくる人影があった。
『ロビンだわ!』
暗闇の中で顔は見えなくても、
その体格、走り方でロビンだと確信した。
「ロビ~~~ン!!」
マリアは力の限り腹の底から声を振り絞った。
「マリア!!」
駆け寄ってくるスピードが加速する。
「マリア…良かった無事で…」
お互いに裸同士で闇の中で抱擁を交わした。
「私は無事だけど…自警団のリーダーが…」
ロビンが納屋の中を覗いてみると、
口から泡を噴いてクックがのびていた。
口元に耳を寄せると息をしていたのでホッとした。
だがしかし、
こんなことをしでかしてしまえば
後でどんなことになるかは
容易に察することが出来た。
「マリア…今すぐにでもこの村を出よう」
もう、この村では暮らして行けない…
ロビンはマリアにそう告げた。
「私、あなたとならばどこでもいいわ」
そうと決まれば一刻も早い方がいい。
二人は家に戻って
当面の着替えをバッグに詰めることにした。