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調教物語~ある男の性癖~
第32章 最終章

そんな一夜があってから
平日の夜は薫を抱き、
週末になれば実家に帰ってくる愛弓を抱くという生活がしばらくは続いた。


そんな生活サイクルが
三ヶ月も続いたその年の年の瀬の事だった。

年末年始の休暇で
愛弓は明日から一週間ほど
実家で寝泊まりすることになっていた。


「明日から一週間は
こうやって一緒の布団で寝れなくなりますね」

薫を腕枕しながら
武郎は薫に迫るタイミングを見計らっていた。

「ねえ武郎…
あなたとのセックスは今夜を最後にしましょ」

突然、薫がそんなことを言い出した。

「えっ?」

ついにここを追い出される日が来たのかと
武郎は覚悟を決めた。

「私が武郎と愛弓の関係を
気づいていないと思っていたの?」

「気づいていたんですか…」

「あんた達は息を潜めて
愛し合っているつもりでも
こんな狭い家だもの、全部筒抜けよ」

「すいません…
母娘二人を愛するなんて都合が良すぎましたね」

「ううん、別に謝る必要はないわよ
親子ともどもあなたを
好きになってしまったんですもの
あなたに罪はないわ…」

でもね、と薫は言葉を続けた。

「この辺で、ちゃんとしといた方がいいと思うの」

ちゃんと?

武郎がなんの事だろうと
怪訝そうな顔をすると

「ねえ武郎…
あんた、愛弓を嫁にもらってくれない?」

「えっ?今なんて?」

「愛弓と結婚してあげて頂戴」

「いや…しかし…」

イヤなのかしら?と、
薫はさらに追い討ちをかけてきた。


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