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ご清楚ですが何か
第19章 眠れない夜
「この度はお買い上げありがとうございました。」
慎吾自ら車を運んでくる
「こちらこそ。相当無茶したんじゃない?」
「まあお姉様のためだからね。頑張っちゃった。」
「あたし、免許取ってから以来なの。」
「じゃあなおさら乗り回さないとね。」
「上がってく?」
ここでさよならもナンだからと誘ってみる
慎吾は少し考えている
「えっと、、今一人?」
「うん、槻ちゃん彼氏と遊びに行ってて。」
「そっか。どうしよっかな。」
やはりこの間の親睦キス事件があるから気まずいか
「じゃあちょっとだけお邪魔しようかな。」
15時
ご飯時でもない微妙な時間帯だった
「そういえば結婚するらしいね、おめでとう。」
「ありがとう。幸子ちゃんも昇進したらしいね。おめでとう。これ良かったら。」
慎吾がバッグから花柄の紙袋を取り出す
中を開けるとクリーム色のバレッタが二個入っていた
「どういうのが好きか分からなくて。」
「わー可愛い!あ、でももしかしてこれも営業?」
「違うよ。ほんの気持ち。」
心底嬉しい
あたしの昇進なんて他人事なのに覚えててくれてプレゼントまでくれるなんて、感動
「彼女のことなんて呼んでるの?」
「うーん、、ちゃん付けかな。」
「へぇ~。これからだね。色々。」
慎吾は三原がいつも座っている席に座る
二人きりで家にいることが幸せだった
これ以上進まない二人なのに
この人を留めておきたいと思ってしまう
「槻ちゃんは、、彼氏とその、、どこまで進んでるんだろう、、、。」
言おうかどうか迷う
「三原さんにはシーなんだけど。」
ホテルに入るところを見かけた話をした
「まじかぁ。」
「青いよね。」
「あんなに小さかったのに、、、背なんかこれくらいで。」
「私とシンちゃんは進まなかったね。」
ぶちかましてみる
「進んでも良かったけど、、色々考えてしまった。」
幸子はにこっと笑う
笑うしかない
私たちは笑って受け流すしかない
「三原さんは本社でもモテモテみたい。せっかく向こうにちょくちょく会いに行けると思ったのにさ、見たくないものまで見ちゃった。」
「兄ちゃんは昔からモテるよ。大変だね幸子ちゃんも。」
「シンちゃんはモテるの?」
「俺は、、そんなには。」
少し頬が赤くなっている
慎吾自ら車を運んでくる
「こちらこそ。相当無茶したんじゃない?」
「まあお姉様のためだからね。頑張っちゃった。」
「あたし、免許取ってから以来なの。」
「じゃあなおさら乗り回さないとね。」
「上がってく?」
ここでさよならもナンだからと誘ってみる
慎吾は少し考えている
「えっと、、今一人?」
「うん、槻ちゃん彼氏と遊びに行ってて。」
「そっか。どうしよっかな。」
やはりこの間の親睦キス事件があるから気まずいか
「じゃあちょっとだけお邪魔しようかな。」
15時
ご飯時でもない微妙な時間帯だった
「そういえば結婚するらしいね、おめでとう。」
「ありがとう。幸子ちゃんも昇進したらしいね。おめでとう。これ良かったら。」
慎吾がバッグから花柄の紙袋を取り出す
中を開けるとクリーム色のバレッタが二個入っていた
「どういうのが好きか分からなくて。」
「わー可愛い!あ、でももしかしてこれも営業?」
「違うよ。ほんの気持ち。」
心底嬉しい
あたしの昇進なんて他人事なのに覚えててくれてプレゼントまでくれるなんて、感動
「彼女のことなんて呼んでるの?」
「うーん、、ちゃん付けかな。」
「へぇ~。これからだね。色々。」
慎吾は三原がいつも座っている席に座る
二人きりで家にいることが幸せだった
これ以上進まない二人なのに
この人を留めておきたいと思ってしまう
「槻ちゃんは、、彼氏とその、、どこまで進んでるんだろう、、、。」
言おうかどうか迷う
「三原さんにはシーなんだけど。」
ホテルに入るところを見かけた話をした
「まじかぁ。」
「青いよね。」
「あんなに小さかったのに、、、背なんかこれくらいで。」
「私とシンちゃんは進まなかったね。」
ぶちかましてみる
「進んでも良かったけど、、色々考えてしまった。」
幸子はにこっと笑う
笑うしかない
私たちは笑って受け流すしかない
「三原さんは本社でもモテモテみたい。せっかく向こうにちょくちょく会いに行けると思ったのにさ、見たくないものまで見ちゃった。」
「兄ちゃんは昔からモテるよ。大変だね幸子ちゃんも。」
「シンちゃんはモテるの?」
「俺は、、そんなには。」
少し頬が赤くなっている