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ご清楚ですが何か
第7章 お局様はつらいよ
「よっしーここ取っといたー。」
少し遅れて飲み会に参加する
紀子が席を確保していてくれる
幸子は隣に座る
「遅かったね。」
紀子がビールを注いでくれる
「松下と謝りに行ってて。」
「大変だねぇ。ベテランになると。」
周りを見回すと同期の郷田が松下と談笑しているのが見えた
「ゴウって、、?」
「ああ、なんか本社勤務終わったみたいで来週からこっちに異動だとさ。よっしー同期だよね?」
郷田とは地元が一緒で幼い頃から一緒に遊んだを仲だ
高卒で入社して幸子よりも2つ年下だが一番出世した逸材
サラダが運ばれてきて紀子が素早く小皿に取り分ける
「さすがですね。」
「何が?」
「手際のよさとか。あたし、ノリさんに憧れてました。」
「ほぉー。経理に来る?よっしーなら課長代理かな。一人産休入ったから手が足りてないのよ。」
「今日面接しましたよ~。」
「いい素材は居た?」
「イケメンが二人ほど。」
シーザーサラダはチーズの粉がかかっていて美味しい
向こうの席で三原が若い女の子を介抱しているのが見える
前二人で飲んで飲んでいた子だわ
「三原くん、誰にでも優しいわよね。」
紀子が遠目で見ている
幸子は黙ってしまう
紀子に一番聞きたいことを聞き出せないでいた
ビールを注いで回っていた郷田がこちらの席に来る
「吉村久しぶり!」
「ゴウ!」
幸子と郷田はグータッチをする
入社したてのころは弟のようだったのに出世したからかなんだか寂しい
「また結婚したらしいじゃん。」
「きらーん。」
指輪を見せる
その奥で三原がその子と店を出るのが見えた
「蘭ちゃん気分悪くなったから送ってくらしいよ。」
幸子はイライラしてビールをイッキ飲みする
「あ、そっか。吉村の旦那だったね。」
「まあね。おかげさまで。」
「そういえばノリさんって三原さんと付き合ってたんですよねぇ。」
郷田がさらっと言う
「そうだよ。」
妻の前なのに紀子は動じない
「入ってすぐかな。配属違ったたからすぐ別れたけど。」
「へぇ~。意外な組み合わせだなぁ。」
二人が喋っている
幸子はだまだまと飲み食いする
夫の昔の女の話なんか聞いていて気持ちのいいものではない
しかし、気になるのも事実
自分が嫌になる
聞きたくないのに席も立てない
少し遅れて飲み会に参加する
紀子が席を確保していてくれる
幸子は隣に座る
「遅かったね。」
紀子がビールを注いでくれる
「松下と謝りに行ってて。」
「大変だねぇ。ベテランになると。」
周りを見回すと同期の郷田が松下と談笑しているのが見えた
「ゴウって、、?」
「ああ、なんか本社勤務終わったみたいで来週からこっちに異動だとさ。よっしー同期だよね?」
郷田とは地元が一緒で幼い頃から一緒に遊んだを仲だ
高卒で入社して幸子よりも2つ年下だが一番出世した逸材
サラダが運ばれてきて紀子が素早く小皿に取り分ける
「さすがですね。」
「何が?」
「手際のよさとか。あたし、ノリさんに憧れてました。」
「ほぉー。経理に来る?よっしーなら課長代理かな。一人産休入ったから手が足りてないのよ。」
「今日面接しましたよ~。」
「いい素材は居た?」
「イケメンが二人ほど。」
シーザーサラダはチーズの粉がかかっていて美味しい
向こうの席で三原が若い女の子を介抱しているのが見える
前二人で飲んで飲んでいた子だわ
「三原くん、誰にでも優しいわよね。」
紀子が遠目で見ている
幸子は黙ってしまう
紀子に一番聞きたいことを聞き出せないでいた
ビールを注いで回っていた郷田がこちらの席に来る
「吉村久しぶり!」
「ゴウ!」
幸子と郷田はグータッチをする
入社したてのころは弟のようだったのに出世したからかなんだか寂しい
「また結婚したらしいじゃん。」
「きらーん。」
指輪を見せる
その奥で三原がその子と店を出るのが見えた
「蘭ちゃん気分悪くなったから送ってくらしいよ。」
幸子はイライラしてビールをイッキ飲みする
「あ、そっか。吉村の旦那だったね。」
「まあね。おかげさまで。」
「そういえばノリさんって三原さんと付き合ってたんですよねぇ。」
郷田がさらっと言う
「そうだよ。」
妻の前なのに紀子は動じない
「入ってすぐかな。配属違ったたからすぐ別れたけど。」
「へぇ~。意外な組み合わせだなぁ。」
二人が喋っている
幸子はだまだまと飲み食いする
夫の昔の女の話なんか聞いていて気持ちのいいものではない
しかし、気になるのも事実
自分が嫌になる
聞きたくないのに席も立てない