この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご清楚ですが何か
第14章 抱いてもくれない
「二人とも元気ないね。」
槻が焼いてくれたたこ焼きを黙黙と食べる
ホテルまで行って何もしなかった慎吾と気まずくて
部屋にこもりたかったが
とりあえず食べてから、と思った
ピンポンが鳴って槻が出る
「さっちゃん、尋ね人ー。」
「誰?」
「元カレだって。」
また松下の野郎はふざけて
慎吾が反応したのを見たが
とりあえず玄関に行く
「考え直せよ。チャンスだぞ。就きたくても就けない人もいる。一生平で終わる人もいる。お前は才能もある、恵まれてる。諦めんな。」
「まっつん、、あたし家族いるの。家族を大事にしたいから仕事はセーブしたいと思ってる。」
「前の結婚の時も同じこと言ってたな。で、お前はチャンスを失って結婚も駄目になった。」
「蒸し返さないでよ。」
「今諦めたら勿体ない。」
「今十分幸せなの。」
「子供はいずれ巣立つ。旦那は旦那の仕事がある。お前は?お前には何が残るんだ?」
幸子は答えられないでいた
「とにかく、言いたいことは言ったから。」
松下が帰る
食卓に戻ると慎吾が真剣な顔でこちらを見ていた
きっと松下との会話が聞こえたのだろう
「もしかして、俺があんなこと言ったから?昇進諦めるって」
「慎吾くんは関係ないから。」
「関係なくないよ。俺も、諦めて欲しくない。俺も、できるだけ協力する。」
「あたしが迫ったら逃げるくせに?」
論点をすり替えてみる
自分に関心を持ってくれない男など、どうでも良かった
「それは、、」
「あたしの気持ちには答えられない、でも協力はする?翔んだご都合主義ね。哀れな親戚ごっこだわ。」
「幸子ちゃんは魅力的だよ。」
そんなこと言うから気になるんだってば
槻が自室から出てくる
「彼氏と電話してんだからもうちょっと静かに喧嘩してくんない?」
でさ〜〇〇がさ〜、、
槻が楽しそうに部屋に戻る
「槻ちゃん、彼氏いたの?」
慎吾はショックを受けてるようだ
「姪離れしないとね。」
喧嘩はあっけなく中断したのであった
槻が焼いてくれたたこ焼きを黙黙と食べる
ホテルまで行って何もしなかった慎吾と気まずくて
部屋にこもりたかったが
とりあえず食べてから、と思った
ピンポンが鳴って槻が出る
「さっちゃん、尋ね人ー。」
「誰?」
「元カレだって。」
また松下の野郎はふざけて
慎吾が反応したのを見たが
とりあえず玄関に行く
「考え直せよ。チャンスだぞ。就きたくても就けない人もいる。一生平で終わる人もいる。お前は才能もある、恵まれてる。諦めんな。」
「まっつん、、あたし家族いるの。家族を大事にしたいから仕事はセーブしたいと思ってる。」
「前の結婚の時も同じこと言ってたな。で、お前はチャンスを失って結婚も駄目になった。」
「蒸し返さないでよ。」
「今諦めたら勿体ない。」
「今十分幸せなの。」
「子供はいずれ巣立つ。旦那は旦那の仕事がある。お前は?お前には何が残るんだ?」
幸子は答えられないでいた
「とにかく、言いたいことは言ったから。」
松下が帰る
食卓に戻ると慎吾が真剣な顔でこちらを見ていた
きっと松下との会話が聞こえたのだろう
「もしかして、俺があんなこと言ったから?昇進諦めるって」
「慎吾くんは関係ないから。」
「関係なくないよ。俺も、諦めて欲しくない。俺も、できるだけ協力する。」
「あたしが迫ったら逃げるくせに?」
論点をすり替えてみる
自分に関心を持ってくれない男など、どうでも良かった
「それは、、」
「あたしの気持ちには答えられない、でも協力はする?翔んだご都合主義ね。哀れな親戚ごっこだわ。」
「幸子ちゃんは魅力的だよ。」
そんなこと言うから気になるんだってば
槻が自室から出てくる
「彼氏と電話してんだからもうちょっと静かに喧嘩してくんない?」
でさ〜〇〇がさ〜、、
槻が楽しそうに部屋に戻る
「槻ちゃん、彼氏いたの?」
慎吾はショックを受けてるようだ
「姪離れしないとね。」
喧嘩はあっけなく中断したのであった