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ご清楚ですが何か
第16章 嵐の夜
沈んだ気分でお風呂に入る
悲しい
夫の不在
かといってじゃあ風俗行きますって
そんな簡単じゃないこの疼き
自分でもどうして良いかわからなかった
これ以上何もできないのに中途半端に近づいてくる義理の弟に手を焼いていた
拒めない自分も悲しかった
濡らされた場所をシャワーで流す
さようならあたしの体液
誰のための液なんだか
どんなに潤ったとて出番なんてない
ボディソープを泡立てていると慎吾の声がする
「幸子ちゃん、、」
ムッとする
レディのバスタイムに容易く来ないでよ
「はい?」
「電話鳴ってる。洗面所に携帯置いとくよ。」
上がって携帯を見ると三原から着信だった
嬉しくなる
こんな夜に微妙な人とひとつ屋根の下とかごめんだわ
ササっとバスタオルだけ巻いて寝室に行ってかけなおす
「もしもし。」
2コールで出てくれる
「好き。」
「無事でよかった。」
「うふふ。まっつんに出張して貰ったの。」
「ああ、一人じゃ大変だったでしょ。」
幸子はキャピキャピしていた
寝室のドアを開けたままとは気づかず
「雷こわかった。停電もしたの。」
「一人じゃ怖かったね。」
一人じゃなかったけど、、いっか
三原としばらく話していた
何せこちらはバスタオル一枚なのだ
落ち着かない
懐かしい夫の声に悶々とする
「今日はどのオモチャにしようかな~」
「昨日たくさんしたじゃない?」
「足りないもん。」
三原と楽しく話していると不意に後ろから抱き締められる
「幸子?」
幸子が急に黙ったので三原が聞いてくる
何せこっちはほぼ裸なのだ
無防備だったと後悔する
「あ、槻ちゃんが帰ってきたみたい、、?」
「明日帰るんじゃなかった?」
「あ、そうよね。お化けかもしれない。」
「幸子?」
「やっ、、、三原さん、、あたしもうねる。」
電話を一方的に切る
幸子は慎吾の腕を振りほどいて無言で睨む
「風邪引くよ。」
「せっかく電話してたのに。」
「あんな甘えた声出すんだ。」
「悪い?」
「おいでよ。乾かしてあげる。」
リビングのソファで慎吾にドライヤーを当てられている
テレビで芸人が漫才をしていた
「あははははっ。」
笑うタイミングが一緒だった
悲しい
夫の不在
かといってじゃあ風俗行きますって
そんな簡単じゃないこの疼き
自分でもどうして良いかわからなかった
これ以上何もできないのに中途半端に近づいてくる義理の弟に手を焼いていた
拒めない自分も悲しかった
濡らされた場所をシャワーで流す
さようならあたしの体液
誰のための液なんだか
どんなに潤ったとて出番なんてない
ボディソープを泡立てていると慎吾の声がする
「幸子ちゃん、、」
ムッとする
レディのバスタイムに容易く来ないでよ
「はい?」
「電話鳴ってる。洗面所に携帯置いとくよ。」
上がって携帯を見ると三原から着信だった
嬉しくなる
こんな夜に微妙な人とひとつ屋根の下とかごめんだわ
ササっとバスタオルだけ巻いて寝室に行ってかけなおす
「もしもし。」
2コールで出てくれる
「好き。」
「無事でよかった。」
「うふふ。まっつんに出張して貰ったの。」
「ああ、一人じゃ大変だったでしょ。」
幸子はキャピキャピしていた
寝室のドアを開けたままとは気づかず
「雷こわかった。停電もしたの。」
「一人じゃ怖かったね。」
一人じゃなかったけど、、いっか
三原としばらく話していた
何せこちらはバスタオル一枚なのだ
落ち着かない
懐かしい夫の声に悶々とする
「今日はどのオモチャにしようかな~」
「昨日たくさんしたじゃない?」
「足りないもん。」
三原と楽しく話していると不意に後ろから抱き締められる
「幸子?」
幸子が急に黙ったので三原が聞いてくる
何せこっちはほぼ裸なのだ
無防備だったと後悔する
「あ、槻ちゃんが帰ってきたみたい、、?」
「明日帰るんじゃなかった?」
「あ、そうよね。お化けかもしれない。」
「幸子?」
「やっ、、、三原さん、、あたしもうねる。」
電話を一方的に切る
幸子は慎吾の腕を振りほどいて無言で睨む
「風邪引くよ。」
「せっかく電話してたのに。」
「あんな甘えた声出すんだ。」
「悪い?」
「おいでよ。乾かしてあげる。」
リビングのソファで慎吾にドライヤーを当てられている
テレビで芸人が漫才をしていた
「あははははっ。」
笑うタイミングが一緒だった