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幼なじみとしたいコト
第3章 したいコト
春希の息が整うまで、動かずに待っていた。
しばらくすると顔を上げた春希が眉をひそめて口を開く。
「秋ちゃん。いつか結婚して、秋ちゃんとの赤ちゃん欲しいけど、まだ早いと思うんだ。……僕が言いたいこと、わかる?」
「うん……」
「ゴムをつけてても妊娠することもあるんだって。それでもつけることによって確率は下がるから、次からは必ずつけてしよう」
「うん……」
「あとでうちの親に話した上で、明日いっしょに病院行こ。秋ちゃんも不安だろうけど……んむっ!?」
春希の口をふさいで舌を絡める。
驚く春希が徐々にほだされて自分から舌を絡ませてきたタイミングで上体を起こして春希の膝の上に座れば、体位の変更成功!
動画で見たことある、対面座位ってやつ。
ゆっくりと腰を前後に動かすとナカのソレがむくむくと元気を取り戻していく。
春希は眉を下げて、だめだよ……と言うように首を横に振る。
……春希、わかってる?
いくら私が強く抱きついたって、力の差はあるんだから、春希が本気出せば私なんて力ずくで引き離せるはずだよ?
そうせずに、ナカに出したのは春希だよ。
つまり、私たちは同罪なんだからね?
それに……1回出したなら、2回も3回も変わらない。
春希にしがみついて腰を上下させる。
こんな動き初めてでうまく動けないけど、これはこれで気持ちよかったりする。
だけど春希は違ったようで……
しばらくすると太ももを持ち上げるように掴み、リズムよく腰を突き上げてきた。
正常位のときとはまた違った快感に思考が麻痺していく。
思考を麻痺させるなんて、なんて危険な行為なんだろう。
そう考えながら夢中で腰を揺らした。
ナカでソレが震える。
どうやら終わりが近いみたい。
唇が離れて、春希が甘ったるい声で喘ぐ。
「あっ……秋ちゃ……好き……大好きっ」
「うん……私もっ……大好き……っ」
硬いソレを根元までしっかり挿入され、最奥に届くように強く突かれたとき、白濁とした愛が吐き出された。
*****
―― 終 ――