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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第1章 二世帯住宅
※※※※※※※※※※※※※※※
「ねぇ・・・何とかならないの?」
恵は何時もと同じように慌しくネクタイを結ぶ夫の武に、これも日課になっているセリフと例の眉をひそめる表情を向けた。
美しい眼差しが一瞬、崩れる表情は何とも言えない不思議な色香を伴っていて嫌いでは無いのだが、武にしてもこう毎日続けられるとさすがにウンザリしていた。
「解かった、解かった。
又、オヤジの事だろ?
いーじゃないか・・・タバコの一本や二本。
この家はオヤジの金で買ったんだから。
恵も少しは我慢しろよ」
「ねぇ・・・何とかならないの?」
恵は何時もと同じように慌しくネクタイを結ぶ夫の武に、これも日課になっているセリフと例の眉をひそめる表情を向けた。
美しい眼差しが一瞬、崩れる表情は何とも言えない不思議な色香を伴っていて嫌いでは無いのだが、武にしてもこう毎日続けられるとさすがにウンザリしていた。
「解かった、解かった。
又、オヤジの事だろ?
いーじゃないか・・・タバコの一本や二本。
この家はオヤジの金で買ったんだから。
恵も少しは我慢しろよ」