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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第1章 二世帯住宅
それでも広いリビングのソファーに座って熱いコーヒーを口に含むと、一度に機嫌が直った。
そんな事は恵にとって小さな事であった。
夢にまで見た一戸建を手に入れたのだ。
庭も部屋の大きさも普通の建売住宅等、比べ物にならない程豪華であった。
中の家具までが全て新しい。
ワイドテレビが納まっている、大ぶりの収納に付いているガラス扉越しに時計を見た。
夫と二人で選んだお気に入りの物である。
午前十時を少し過ぎていた。
恵は壁に掛かっているインターホン用の電話に目をやった。
カップを持つ恵の頭の中に今朝の夫との会話が浮かんできた。
そんな事は恵にとって小さな事であった。
夢にまで見た一戸建を手に入れたのだ。
庭も部屋の大きさも普通の建売住宅等、比べ物にならない程豪華であった。
中の家具までが全て新しい。
ワイドテレビが納まっている、大ぶりの収納に付いているガラス扉越しに時計を見た。
夫と二人で選んだお気に入りの物である。
午前十時を少し過ぎていた。
恵は壁に掛かっているインターホン用の電話に目をやった。
カップを持つ恵の頭の中に今朝の夫との会話が浮かんできた。