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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第2章 いらだち
今年60歳になる義父は年を余り感じさせず、頭も多少白髪が混じっているものの黒々とタップリあって背筋もシャンとしていた。
若い頃から鍛えていたらしく、朝の日課である剣道の素振りでは筋肉質の上半身を晒して汗をかいている。
夫よりも逞しく見える程で、この点でも恵には耐えがたい嫌悪感が沸きあがってくる。
何か恵に対してわざと見せているようで、一種のセクハラだと思った。
夫の武とは全く別のタイプで、さすがに顔立ちは似て悪くは無いものの、武のように背も高く無くズングリとした体型であった。
始終、汗をかいていて油っぽいイメージがした。
若い頃から鍛えていたらしく、朝の日課である剣道の素振りでは筋肉質の上半身を晒して汗をかいている。
夫よりも逞しく見える程で、この点でも恵には耐えがたい嫌悪感が沸きあがってくる。
何か恵に対してわざと見せているようで、一種のセクハラだと思った。
夫の武とは全く別のタイプで、さすがに顔立ちは似て悪くは無いものの、武のように背も高く無くズングリとした体型であった。
始終、汗をかいていて油っぽいイメージがした。