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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第22章 告白
遥か年上であるのに、やんちゃな子供のように思えてくる。

仲直りする前も美味しそうに食べる義父に対して、食事の作り甲斐だけは確かにあったとは思っていたのであるが。

自然と頬が緩んでくる。
口の廻りを油で光らせる義父が、その瞬間を逃すまいとオズオズと言った。

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