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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第25章 欲情
だが、何よりも恵と同じく恋の想いが若返りの妙薬である事は明白ではあったが。

日増しに募る想いに啓介は暴走しそうで不安であったが、以前のように外で欲望を静めに行く事はしなかった。
先日、恵の泣く姿を見たせいもあったが、天使への想いを汚すようで嫌な気がするのだ。
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