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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第3章 二人きりのコーヒータイム
義父の家とは玄関も別にあるのだが2階の廊下で繋がっていた。
一応、鍵は掛かるのだが出入りは自由にしている。

食事などは一緒に取るので便利なのである。
もっとも、風呂だけは義父の方でも気を使うのが嫌らしく別にしている。

洗濯同様、時々恵が掃除をしてやるのだが意外とマメで綺麗にしていた。
義父が音を立ててコーヒーを啜っている。

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