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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第28章 密室
「ふ、うぅ・・・んん・・あ、うぅ・・・ん」

衣服にも性感帯があるかの如く、女は声を出している。

リビングのソファーに移動した二人は熱い口づけを交わした後、改めて禁断の果実を味わう作業を始めたのだ。
あお向けに寝る恵の身体に覆いかぶさる男は、全裸の背中を汗で光らせている。

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