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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第4章 二人きりのコーヒータイム2
このままでは生きていても仕方が無いと、第二の人生を歩く事を決意したのである。

金ならあった。
残りの人生を気楽に生きようと思った。

ただ、一人では寂しかったのである。
誰かと一緒に生活をしたかった。

一人きりの家で年老いていきたくは無い。
でも、自分の弱い心も見せたくはなかった。
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