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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第40章 誓い
そして嬉しそうに天使の顔を覗き込む。
無邪気な笑顔であった。

「フフッ・・・
もう、お世辞が上手なんだから・・・」
そう言いながらも恵は満足そうにカップを引き寄せた。

「本当、美味しい・・・」
二人は顔を見合わせると顔を綻ばせた。
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