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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第49章 モノトーンの中で
その恵が今、自分に貫かれながら喘いでいる。
コックを締め付ける快感に、啓介は不思議な感覚を抱いていた。

「ああっ・・い、いい・・・ふぅんん・・
お義父・・・さん・・あぁ・・・いぃ」

「めぐ・・み・・・」

恵が手を伸ばして男の顔を包む。
苦しそうに息を吐いていた顔から白い歯をこぼしている。

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