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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第50章 夕暮れ
「夕方まで・・か・・・」
啓介は自分に言い聞かせるように呟いた。

先程まで天使を味わっていた心地良い疲労感が身体を覆っている。
快感に痺れる恵の顔が昨夜の記憶に重なる。

息子の武に抱かれながら叫ぶように腰を使っていた。
再び、啓介の身体が熱くなってくる。
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