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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第8章 輝き
リビングに戻ってソファーに座り、恵はドキドキしながら包みを開いた。

「わー・・・」

有名ブランドの見覚えのあるケースを開くと、思わず声が出てしまった。

金色に輝くブレスレットウォッチが入っていた。

それを手に取り、かざして見ると鎖の一つ一つに自分の顔が小さく映り、何とも言えない高貴な光を投げかけてくる。

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