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レスさんとシンママちゃん【完結】
第15章 出張編 イツキと遊ぼう!


ママが夕方、仕事に出掛ける


イツキがママにキスをして、ママはボクにキスをした



ママが出掛けたのでボクらも動き出した



もう夕方も暮れてきた頃だけど、ボクとイツキは学校に向かった



明日行くための予行演習だ



ふたりで手を繋いで学校まで歩く


イツキが口ずさんでいる歌はてっきりアニメの歌だと思ってたら普通のJ-POPで驚いた


小1の子どもが愛してだの抱き締めてだの歌っているのが違和感がある



ボクが同じ年頃のとき歌っていたのはアニメか特撮ヒーローだった


どこで憶えているくるのだろうと思っていたが、いつも夜はひとりで留守番しているので歌番組はよく見ているのだそうだ



でも家にはステレオなどは無かったので、テレビだけを見て覚えたのだろう



そういえばボクが初めてお小遣いを貯めて買ったのが当時流行りのラジカセだった


カセットはテレビの曲を録音したりもしていたし、自分の声で〈ジロウラジオ放送〉なる物をひとりで吹き込んで遊んだりした


もちろんラジオで放送された音楽も録音して、いろんなジャンルの音楽を聴くようになった


歌謡曲はもちろん海外の曲なんかも手当たり次第録音しては何度も聴いて、自分の音楽を開拓していったのだ



ラジカセなんて今も売ってるのかな?

勝手に買い与えたらママは怒るだろうか?



小学校までの道のりは単純だった


よくこんな繁華街のすぐそばに小学校があるものだ



場所は確認出来た

また明日来よう!と約束した



全然時間があったし、このまま家に帰ってもテレビ見るだけだなぁ、と思ってたら目の前にスーパー銭湯の看板があった


歩いていくには遠いかな?
距離感覚がわからない



近くの酒屋さんに場所を聞いてみる


すると、たまたまそこに届け物があるから乗っけてやると言ってくれた



酒屋の親父は奥さんに店番を任せて、軽トラに荷物を乗せていった

ボクも瓶が詰まったケースを持ち上げて手伝った



親父さんはイツキがボクの事を呼び捨てにすることに驚いていたが、本当の父親じゃないんです、と言うとこの子もいろいろ抱えてるんだな、と言ってくれた



スーパー銭湯▲▲の湯、は意外と近かった

帰りは路面電車で一本と教えてもらい親父さんに頭を下げた


イツキは牛乳を一本もらった



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