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レスさんとシンママちゃん【完結】
第3章 シンママちゃんのお弁当

「こないだのことは気にしなくていいから!

 今日はありがたくいただくけど、お礼とかいらないからね

 ぼくも子供と遊べて楽しかったから」



ぼくは気にしているらしいハルナちゃんに本心を伝える



「うん、ありがとうございます!

 じつはあの日、心臓が止まりかけるくらいビックリしちゃって……

 というのも前の旦那はすごい怒りっぽい人だったから……

 もうあんなことがあったら……、お店の中だろうと大きな声を出して怒り出してたと思います

 そのイメージがまだ残っているから、久しぶりに私も思い出しちゃって…

 ちょっとしたトラウマですねぇ……」




そうだったのかぁ……
まだ20代前半なのに、可哀相になぁ




話題を変えたほうが良さそうだ


「そういえば、クルマの中でパパって呼ばれたときはビックリしたなぁ〜!」



ハルナちゃんはぱぁっ!と顔色が変わった



「はいっ! わたしも今まで初めて聞きました

 たぶん少し前に…保育園で父親参観みたいなやつで家族参観があったんですよね

 たくさんお友達のパパさんたちが来ていたから、なのかもしれません……」



「学校じゃなくて、保育園でもそんなのあるの?」



「はい!お遊戯会の発表とか…、こないだのは七夕会です、うちは私のお父さん……ジィジが来ました

 でもやっぱりまわりはパパさんたちが多かったので、寂しくさせちゃったのかもしれません

 ふだん、そんなこと言わないんですけど」



「じゃあ、また今度ご飯いくとき連れてきてよ」


「いえ、ジロウさんにまた迷惑かけられませんから」


「迷惑じゃないって!ぼくもたまには小さな子どもと遊んでみたいよ、いいからいいから!」



ハルナちゃんはホッとした表情で笑顔がこぼれていました







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