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レスさんとシンママちゃん【完結】
第4章 レスさん、快楽よりも安心感
「ごめんね、アキさん……
ここまでシテくれたのに……」
「え? いゃあ〜それはいいんだけど
どんなカンジなの?」
アキさんは激しい指の動きをやめても指は離さず、いまはゆっくり握ってくれています
でもぼくの反応はありません…
「突然なんですけど、感覚がストーンと抜け落ちるというか……、力が抜けていくカンジですね…
残念、アキさんの指でヌキたかったな」
「ヌクとか言わないでよ〜! ジロウくん背中の腰あたりとかオシリあたりすごい冷たいよ
だいじょうぶ?寒い?エアコン緩める?」
「あぁ、ぼく極度の冷え症なんですよ」
「冷えからきてるんだよ、硬くならないのは
温めたら治るんじゃない?」
「と言っても……夏ですからねぇ
身体を暖めてたら熱中症になりますよ」
「そうだね~、冬だったら貼るカイロとかで何とかなりそうだけど……」
「夏はどうしたらいいんだろう?
半身浴とか?」
「じっくり半身浴したあとでエッチしたらいいんじゃない? 今まではどうしてたのよ?」
「どうもしませんよ、萎えちゃったらそこまでです」
「じゃあ、半身浴後のえっちを試すしかないわね~」
アキさんは普通にさらっと言いました
〈試す〉ってどういう意味だろ?
まさかエッチまで付き合ってくれるの?
ぼくは疑問に思いましたが、わざわざ確認するの野暮だな、と諦めました