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レスさんとシンママちゃん【完結】
第4章 レスさん、快楽よりも安心感
「すごいわぁ〜〜、カッチカチ
全然病気とかじゃないじゃない?
あ? さてはだましたな?
わたしにここまでさせて!」
沈黙をやぶったアキさんの言葉は
いつも通りのふざけた明るいトーンでした
「硬くなるときだったり、全然だったり
ほかにも途中で萎えちゃったりもするんだって」
「中折れってやつね? そんなの遭遇したことないからなぁ〜〜」
「彼氏さんや、ほかの人はセックスまでしたら最後まで出してた?」
「うん、出してた~、勝手にさっさと出して終わっちゃうヤツもいた!
でもジロウくんのはそんなこと無さそうだけど?
だって………すこいよ?
真っ暗でもわかるもの
なかなか立派だし………ステキだよ」
アキさんはやさしい言葉をかけてくれます
激しい指の動きから、先端をニギニギする動きに変わったり
つつ〜、と裏筋だけに触れてきたり
袋のほうだけを握ってきたりと
飽きさせないようにするかのように、いろんな刺激を与えてくれています
「ああ、アキさん!もっと根元のほうから動かしてみて!」
「こうね? どう? 気持ちいい?」
「うん、そう……奥から込み上げてきそう」
「いいわよ、いつでも」
けっこう長いこと指を動かしてくれています
腕が疲れただろうなぁ~
申し訳ないなぁ~、
と思った瞬間
腰が抜けるような感覚
「あ、あれ? ジロウくん?」
爆発寸前だったぼくのモノは、一瞬で最初のふにゃふにゃした状態に戻ってしまいました
途中の芯だけがあった頃より、さらに柔らかくなってしまったのです
これがセックス中にでもよくあった「中折れ」てやつです
今回は中に入っていませんので「息切れ」になるんでしょうか?
アキさんはどうしたらいいのかわからず困惑知ています
「そっかぁ……、こういう事かぁ」
事態の深刻さを実感したようでした