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レスさんとシンママちゃん【完結】
第7章 シンママちゃんの浴衣

「な、なに?」
「あいかわらず痩せてるくせにお腹だけポッコリしてるわねぇ」
ボクがインナーを放って、ポロシャツを着ようとしたらアキさんが止めました
「ちょっと待って」
アキさんは汗だくのボクのインナーシャツを流しで洗って絞ってくれてます
「はい、背中向けて? すごい汗よ?」
ボクはアキさんにお任せして、背中を水拭きしてもらいました
そのまま脇の下もしてくれます
「あ、前はいいですよ、自分でするから」
「もうついでよ」
と言って結局アキさんが全部拭いてくれました
ようやくポロシャツを着ようとしたら、また止められます
アキさんはボクの胸やお腹をペタペタ触ってきました
「まだ汗ひいてないじゃない!
もういっかいよ」
とインナーシャツをもう一度水で濡らして、2回目の身体拭きをしてくれました
「パンツのゴムのところも汗たまってるんだけど、アキさん吹いてくれます?」
と冗談で言ったら
「拭いて欲しいの?」
と返してきました
「じょ、冗談だってば!」
とボクは焦ってしまいました
するとアキさんはボクのズボンに手をかけて引きずり下ろそうとしてきました
「うそ、うそ!冗談だってば!」
「何いってんの、本当に汗たまってるじゃない」
脱がすってほどじゃないけど、ズラしてくれたところまでは拭いてくれました
向こうにハルナちゃんが居てるのに、見つかったらどうするつもりなんでしょう?
「全部脱いだら?拭いてあげるわよ?」
「いやいや、もういいです……」
「あら?夜なら脱ぐのに?」
「ちょっと!ハルナちゃんに聞こえますよ!?」
アキさんは笑ってました
良かった、もとのアキさんです
ちょっと気になってたので安心しました

