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レスさんとシンママちゃん【完結】
第8章 レスさんとトイレ


絶壁に打ち付ける波の音



波が岩に当たって砕け散る音が本当に直ぐ側から聞こえてきます



それに今日はとても強い風




「よくこのトイレ崩れずに立っていますよね

 暗いからよくわからないけど、結構頑丈なのかなぁ?」





ボクが声を掛けても、アキさんは息を整えてばかりで返事はしてくれません



はぁぁ〜っ、と頭をおろして疲れ切っています







「ジロウ君………、ごめん………、


 もうちょっとこのまま居させて?」






「はいはい、全然いいですよぉ


 しんどかったら背もたれになりましょうか?」







「ううん、   いい     大丈夫」



ふぅふぅ言いながら息が乱れてます






だいぶ弱りきってますねぇ




ある程度、落ち着いたタイミングを見計らって、ボクはアキさんの背中に近づき頭を撫で撫でしてあげます



すると、アキさんは頭をボクのほうに預けてきました



首を横に傾けて、頼ってきてくれます



鼻息がまだ荒いのが振動で伝わります




「こんな格好……、

 彼氏にも見せた事ないわ……」






「ボクもこういうのは初めてです

 ちゃんと目をつむってましたから安心して下さい」




「わたしトイレでジロウ君の前で丸出しだ…


 恥ずかしいけど……



 なんか疲れちゃって……



 立てない」





「良いですよ、ムリに立たなくても

 どうせ階段をまた昇らないといけないから、ちょっと休んでからにしましょう」





「ごめんね………キライになった?


 こんな女……」






「キライになんて、なってませんよ?

 また2人だけの秘密が増えただけです」




頭を撫でてあげます





「拭いてあげましょうかぁ?」



「もう拭きおわったわよ!」



ようやく元気なアキさんが戻ってきたようです












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