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第11章 ストーカー

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もう少しで冬休み。


今日は特に講義もないから近くのスーパーに買い出しにでも行こうかな。


そんな普通の日だった。


マンションを出て歩いていると、後ろにずっと人の気配がして振り返ると2人組の男の人が歩いていた。


なんか胸騒ぎがして急に駅でのナンパのことも思い出して怖くなった。

近くのコンビニに入って雑誌を読むフリをして、男の人がいなくなったら出ていこう…


チラッと外を見ると、2人組の男の人はタバコを吸いながらこちらを見ている。



どうしよう……


店内にはレジに店員さんが1人。

お客さんはいない。


吏生は大学に行くって言ってたし…

でも頼れるのは吏生しかいなくて、気づけばスマホを耳に当てていた。