この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
特別棟の獣
第2章 初体験
「やぁっ!!動かな、ぃで…ッ!」
「イッたばっかだもんね、でも俺ももうイキそう…ッ」
「あっ…な、にッ……また、、く、る…」
「すっごい締まってきた、一緒にイこ」
感じたくないのに………
今までにないくらい大きな快感の波が身体の奥から襲ってくる。
「百合ッ…、いくよっ」
より一層、律動が早くなって下から腰を打ちつけると音と水音が大きくなってくる。
「む、りっ……止め、て……んあぁあッ!!」
「やばっ……、くっ……」
目の前が火花が散ったようにチカチカして全身が痙攣する。
快感に耐えきれなくて腰が勝手に浮いてしまい、吏生さんに抱き締められ、私はギリギリ保っていた意識を飛ばしてしまった。
「百合ちゃん?」
愛おしそうに呼ぶその声は私の耳には届かない──