この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
特別棟の獣
第25章 幸せな時間
月日はあっという間に過ぎていく。
1週間後に大学の卒業式を控え、今は吏生の仕事が終わるのを待っている。
今日は卒業祝いと言われ、外で食事をするらしい。
キレイめなワンピースに着替えて待っているけど、どこに行くんだろう。
ガチャとドアの開く音がして振り返れば「ただいま」といつも通りの吏生が立っていた。
「ねぇ吏生、どこに行くの?この格好で大丈夫?」
「大丈夫だよ。百合のお父さんの会社が経営してるホテルのレストラン予約してあるから行こう」
どのホテルだろう…
お父さんはいくつかホテルを持っているし、どのホテルも結構高級なフレンチレストランってイメージだけど…。
1週間後に大学の卒業式を控え、今は吏生の仕事が終わるのを待っている。
今日は卒業祝いと言われ、外で食事をするらしい。
キレイめなワンピースに着替えて待っているけど、どこに行くんだろう。
ガチャとドアの開く音がして振り返れば「ただいま」といつも通りの吏生が立っていた。
「ねぇ吏生、どこに行くの?この格好で大丈夫?」
「大丈夫だよ。百合のお父さんの会社が経営してるホテルのレストラン予約してあるから行こう」
どのホテルだろう…
お父さんはいくつかホテルを持っているし、どのホテルも結構高級なフレンチレストランってイメージだけど…。