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特別棟の獣
第25章 幸せな時間
あんな激しく行為をした後、私はぐったりしたままで汗や愛液まみれになった身体は吏生がお風呂まで連れて行ってくれて綺麗にしてくれた。


ゆっくり温かい湯船に浸かって吏生に抱き締められているこの時間が幸せで堪らない。




「卒業式の日は俺が迎えに行くから」

「え、でも仕事でしょ?」

「副社長は融通が利くんだよ?」

「吏生、仕事に私情は挟んじゃダメだよ」

「仕事はちゃんとしてるから大丈夫」

「もう…」



そんな吏生も大好きだけど…
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