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特別棟の獣
第5章 独占欲と嫉妬
〈吏生 side〉
「百合ちゃん、寝ちゃった?」
今回はちょっと刺激が強すぎたかな?
感じてる顔がやけにエロくて何回もイかせちゃったし。
とりあえず服だけ着させていると、ワンピースのタグに目を奪われた。
いつも綺麗めなワンピースを着ていることが多いけど、男でもわかる高級ブランドのロゴが描かれていた。
ここ一週間で百合ちゃんの事は色々聞いたつもりだったけど、家の事とかは聞いたことはなかった。
ひとり暮らしらしいけど、バイトはしてないって言ってたし、もしかしたら令嬢とか……?
起きたら聞いてみよう。
服を着させて軽く抱き寄せると俺の胸に擦り寄ってきた。
何これ……
可愛い…………
最初はただの興味本位だったのになんだろ、この感情。