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孕むほど犯されてみたい輪姦されてもみたい
第2章 【午前10時から午後3時までの熟れた時間】
午前10時から午後3時までの時間、
主婦は母親から女の顔になる。
「メッセージ頂いたみたいで」
呼び鈴と共に自宅へ入ってきた年配の男。
歳は45歳、同じ階に住む住人で奥様と二人暮らし。
ファミリー層向けの分譲マンションで夫婦2人だけなのは少し違和感も感じていた。
「シャワー浴びますか?」
「そんな緊張しないでください、私は浴びてきましたしまだでしたらどうぞ浴びてください」
「いえ、時間もあまりないですし」
「では、このまま進めさせて頂いても宜しいですか?」
「あの、初めてですのでちょっと勝手がわからないですけども」
「肩の力抜いてください、嫌な事は決してしませんから、これからはメッセージではなくワンコールで伺わせて頂きますよ」
「よ、宜しくお願いします」
何とも不自然な会話。
リビングのソファーでなのか、それとも寝室に通した方が良いのかさえわかりません。
リラックスさせる為なのか私たちは一旦ソファーに座りました。
今からよく知らない同じ階の住人と私は不倫セックスをしようとしている。
最初はマンション内で挨拶する程度だった。
子供も主人も顔見知りです。
何度か顔を合わせていて徐々に挨拶以外にもお声がけされるようになった。
ガーデニングの話やその日の他愛もないニュースなど。
もうすでに大きなお子様が居て、手が離れたのだとばかり思っていました。
「出来なかったんです、私たちの元には来なかった」
そう聞いて絶句してしまいました。
ならば子供たちの話は辛いんじゃないかと。
いつも優しい笑顔を向けてくれて話しかけてくださっていたのでどうリアクションすれば良いのかテンパってしまう。
「妻にも辛い思いをたくさんさせてしまった、もう不妊は諦めました」
そう言う横顔はとても寂しそうでした。
出来ることなら人には知られたくない話でしたでしょう。
それを機に私たちは何となく深い何かで繋がっているような感覚が芽生え始めたのです。
ママ友にも言えないような悩みなんかを愚痴ったりもしていました。
おおらかで何もかも上手く受け止めてくれてすっかり気を許してしまっていたのです。
連絡先を交換するのも抵抗ありませんでした。