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孕むほど犯されてみたい輪姦されてもみたい
第4章 【一度入るとなかなか出てこれない生徒指導室】





茶髪もピアスも別に大したことじゃない。
校則で全部縛りつける方がよっぽどおかしな世界。
好きな服着て可愛く化粧したって良いじゃない。
指定の制服、指定の色、指定の髪型、理由の分からん校則縛り。
下着の色まで指定ありとか頭おかしいんじゃないの?
抜き打ちでチェックしたり、さすがに女の先生が見てたけど一体誰得なんだよって思う。




風紀委員もこぞって目を光らせている。
はみ出てる生徒はチェックして後で生徒指導室へ呼ばれる。




「里中さん、肩に髪の毛ついているので束ねてください」




「はぁ?誰に迷惑かけたよ」




「スカートも5センチ短いです」




朝から風紀委員に見つかり最悪な1日の始まり。
無視して廊下を歩いていると追いかけてくる。




「あとスマホは持ち込み禁止ですよ、許可証提出してないですよね?放課後まで没収です」




「あーのーね!あんたそんなことしてて楽しい?友達居なくなるよ?そもそもおかしな校則ばっかでこの学校自体古臭いんだよ!もっと他に力入れなきゃならないこといっぱいあるんじゃないの?どうせ内申上がるからこういうこと引き受けてんでしょ?あんたみたいな奴が居るから先公もつけ上がるんだよ、利用されてるって良い加減気付けよ」




ムシャクシャして思ってること全部言ってしまった。
この子に当たり散らしてもあまり意味ないけど、一度爆発したものは収まらない。
キョトンとして聞いていたが「授業が始まる前に生徒指導室へ」と連行しようとする。




「はぁ!?触んなって!おかしいだろ!」




「何もおかしくありません、校則違反です」




「そもそも校則自体おかしいって言ってんだろ!」




「仕方ありませんね」と風紀委員はトランシーバーのようなものを出し応援を要請した。
続々と集まる他の風紀委員たち。
男子生徒も居てがっつり包囲され生徒指導室まで連れて行かれた。
途中で「離せ!」と暴れたのも減点対象らしい。




いつかは此処に来るだろうなと思っていたが、二重の扉を開けて入った中は生徒指導を担当する教師が数名待機していた。
風紀委員は先程記入した減点事項の紙を提出し、目を通した教師が「下がって良いよ」と言うと全員頭を下げて退散した。




「どこの宗教だよ」




反吐が出る。









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