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イケメンの向こう側♡ 2
第1章 逢いたい
コンビニを出てコーヒーを口にした。
可愛い顔か・・・・。
俺はあれから・・・。
女の子の可愛いとか・・綺麗とか・・・そんなのは分別が付くし・・・。
あぁ、可愛いなって普通に思う・・・。
良い子だなとも思う。
でも・・・。
ときめかないんだ。
あの日から・・・何にも・・・・。
自分が何に対してもときめかない。
そりゃ結城は当初俺の初恋の子だったから・・・キスはしたが・・・。
そういうんじゃない。
初恋のけじめだ。
全く何も感じない自分をたまに病気か?って思う・・・・。
だから・・・・。
俺の周りにいる奴らには・・・。
幸せになってほしい。
いつまでもあの日から・・・俺は全く進めていない。
もう名前を口にしないって・・・そう決めていたが・・・・。
「沙帆・・・・」
沙帆に逢いたい・・・・。