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第9章 本当に近いですよ

沙帆side

ん－・・・・・。

窓を開けたまま・・・。

気持ちよく昼寝・・・。

このまま動きたくない・・・・。

グーーー・・・・。

・・・・・・。

バタバタバタ・・・・。

「ギャハハハハ・・・・・」

バタバタバタ・・・・。

う・・・

煩いな・・・。

ムクッと起き上がり・・・・。

ソファーで寝てしまったからか腰が痛い・・・・。

バタバタバタ・・・・

何だろう・・・この音。

時計を見ると17時半・・・・。

バタバタ・・・

そして笑い声。

どこから聞こえるのか・・・耳を澄ませると・・・・。

・・・・・・・。

隣？？？？？

プールサイドに出ると、

その声はダイレクトに聞こえてくる。

バシャバシャッ・・・・

「あーーー・・マジ気持ちいいー・・・・・」

って・・・・。

ったく・・・。

隣のお客さん声でっかい・・・・。

部屋に戻ってまたソファーに腰かけ・・・・。

また聞こえてくる笑い声。

はぁぁ・・・・。

今年はついてないかも・・・静かに過ごそうって思ったのに。