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イケメンの向こう側♡ 2
第14章 また逢いに行っていいですか?
沙帆・・・・。
沙帆の左側の頬から目の下と脇は・・・・。
火傷の痕が痛々しく残っていた・・・・。
「・・・・こんな顔・・・・(笑)」
そう言って笑った。
沙帆の顔は確かに痕が・・月明りと街頭でしっかり見えたよ・・・・。
手を繋いでいる手と逆の手を沙帆の頬に当て・・・・・。
(笑)
「何年ぶりかな・・・・(笑)」
沙帆・・・・。
何年ぶり???
「え・・・・????」
沙帆は相変わらず可愛いクリクリの目で俺を何度も瞬きをして見てきた。
「沙帆の顔ちゃんと見れたのは・・・(笑)・・・14年ぶりだ・・・・」
火傷の痕は確かに・・・。
でもね・・・。
「俺は沙帆の顔見れたのが嬉しいよ・・・・(笑)」
頬を撫でて・・・。
親指で唇を撫でると・・・・。
「・・・・ッ///////・・・こんな顔・・・」
そう言って沙帆は顔を背けた。
こんな顔か・・・(笑)
「俺はどんな顔の沙帆でも・・・見たかった(笑)」
ずっと逢いたかった・・・・。
ずっと・・・。