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イケメンの向こう側♡ 2
第4章 生きている
当初、沙帆は重度の火傷を負い意識不明。
何人かが心肺停止、
祐司の親父さんが直ぐにOHの病院を手配し転院させ・・・。
沙帆は・・・・。
山場を何度も乗り越え・・・・。
生きた・・・。
しかし、沙帆の火傷は想像以上に酷く・・・・。
祐司は毎日病院に行ったが、逢いたくないと・・・そう言われたと・・・。
倫太郎や他の友達・・・家族さえも病室に入れなかった。
家族は一旦祐司のマンションから沙帆の荷物を戻し・・・祐司には、
「今はどうしても祐司君に見られたくないんだと思う・・・」
そう言った。
沙帆は精神的ショックもあり、2か月ほど入院・・・・。
祐司はその間逢いに行くのは控え、ただ・・・毎日沙帆に連絡をした・・・・。
高校2年の年末・・・・。
沙帆は・・・。
家族共々姿を消した・・・・。
高校も転校をし、沙帆の情報は全くない。
『えっ・・・でも妹の夏帆はッ???』
・・・・・・・。
「俺は会ったことはないけどー・・・倫太郎の話だと夏帆はそのまま源さんの傍にいて、祐司も夏帆に沙帆の行き先を聞いたけど・・・・。」
沙帆は・・・・。
祐司には言わないでほしいって・・・。
そう言ったと。