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第29章 熱海LOVE♡

一度荷物と車を置きに仁が働く熱古館へ向かった。

そこは本当に古くて赴きのある宿・・・・。

車を止めると入り口に、


「堂本様お待ちしておりました(笑)」

女将と大女将と若女将の幸さん。

その横には見違える程爽やかになった仁(笑)

「お世話になります(笑)」

そう言って挨拶をすると、大女将が・・・・。

「高梨さんは良く働きますよ～、本当に助かってます(笑)」

そう言って笑った。

「彼はうちのホープでしたから、タフだと思います(笑)これからも可愛がってあげてください(笑)」

仁は少し照れ臭そうにこっちに来て、

「祐司さん(笑)お久しぶりです。年末年始会えなくて残念だったからお会いできて嬉しいですよ(笑)」

(笑)

そうか、仁も確か沖縄に来ていたんだっけ・・・。

俺、引きこもってたからな(笑)

すると綺麗な着物を着ている幸さんが俺の荷物を受け取って・・・・。

「堂本様(笑)その節は色々ありがとうございました・・・本日はゆっくりなさってください・・・」

(笑)

仁は沙帆の荷物を受け取り・・・・。

「祐司さんの彼女って初めて見た(笑)」

ボソッと言って笑った。