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イケメンの向こう側♡ 2
第1章 逢いたい
祐司side
・・・・・。
沙帆・・・。
俺は何も考えられない・・・・。
手にも力が入らないし・・・歩けない・・・・。
目を瞑ると・・何時間か前に一緒に歩いた・・・。
改札内でおでこにキスをした・・・。
手を振って・・笑顔で・・・夏帆の店に向かった・・・。
ギュッとこぶしを握って・・・。
涙をこらえた。
すると・・・。
カツン・・と俺の横に革靴が見えた・・・。
・・・・・・・。
顔を上げると・・・。
・・・・・・・。
「お前何やっとるんだ・・・・・」
・・・・・・・。
「親父・・・・」
親父が俺を上から・・・。
久しぶりに見た・・・厳しい顔。
「何を泣いてる・・・彼女直ぐにOHの病院に移す・・・」
・・・・・・・・。
親父・・・・・。
「何をやっとるんだ!早く沙帆さんのご実家に連絡をしろッ!!!」
・・・・・・・ッ