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第49章 傍に居るべき人

まさか・・・

佐那ちゃんまで行きたいとは(笑)

佐那ちゃんとランチ中に・・・。

堂本君にライン。

『富士さんもOHで働きたいとの事(笑)』

と・・・・。

でも佐那ちゃんがいてくれたら私は少し安心だな。

久野君はどう思うだろう・・・・。

ランチから戻り、

チラッと久野君の方を見ると、久野君は忙しそうだ。

午後15時を回るとみんな少し休憩を取る。


すると・・・。

「野瀬さん(笑)社長がお話があるってー・・・社長室に行ってもらっていいかな？？」

えっ・・・。

辞めることを言われるとか？？？

はぁぁ・・・。

気が重いな。

「はい・・・・」

席を立ってエレベーターの方へ・・・・。

社長にはお世話になったしちゃんとお礼を言わないとな・・・・。

ポーン・・・と壊れかけたエレベーターが到着し私はそこに乗り込んだ。

ボタンを押しエレベーターは動き出す。

・・・・・・。

なんて言おう。

考えながら・・・・。

どんどん上へ。

ポーン・・・・。

もう着いちゃった！！！


足取り重くエレベーターを降りると・・・・。

？？？？？？

「じゃぁ、頑張ってね(笑)」

・・・・・・。

社長室の入り口で社長と握手をしてる男性・・・・。

その人が振り返ると・・・・。

戸村さん。


戸村さんは社長に肩をたたかれ、

「頼んだよ・・・(笑)」

そう言われて頭を下げこっちに歩いてきた。

・・・・・・・。