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第50章 幸せのために

８月、


私は白金台に来ていた。

堂本君と・・・。

「えーーっと・・・、この変だよな？？？」

そう言いながら住宅地を走行・・・。

「なんか高級住宅地って感じだね・・・・」

窓から見える一戸建ては全て大きくて・・・素敵。

「沙帆も戸建てがいい？？？(笑)」

堂本君はナビを見ながら言った。

んー・・・憧れるけど～・・自分も元の実家は戸建てだったし。

「あ、ここ曲がったとこっぽいな・・・」


私たちが今なんで白金台にいるかって？？？？

あ・・・。

曲がって・・・。

何件か先の入り口には・・・・。

(笑)

懐かしい顔・・・。

ブンブン大きく手を振る・・・ショートカットにした・・・。

夏帆・・・・。

堂本君がその前に車を止めると・・・・。

窓を開け・・・。

夏帆は凄い勢いで車に近づいてきて・・・・。

「久しぶりーーーッ！！！！」

って・・・(笑)

あれっ？？？

お腹ッ・・・・。

大きいッ？！