この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私が小さな男の子を好きになった理由
第5章 儚い予感
待ち合わせ時間の5分前。
私が公園に着くと、既に西島がベンチの前で立っていた。

狭くもないが、大して広くもない公園は中学校のすぐそばにあった。
今は試験中で、クラブも休みだ。

当然ながら、わずかな時間を利用して最後の詰め込み作業をしている最中だ。
でも、西島からの誘いを断る理由なんて、私には無い。

「あ、あのぉ・・・。」
俯くと更に私よりも低くなるアイツの短い髪を見つめながら、私は言葉を待っている。

もどかしい時間も、私にはジワッとした熱い快感でしかなかった。
大好きなアイツが傍にいるだけで幸せだったんだ。

「き、今日・・・このあと・・・公園で・・・待ってます・・・。」
ようやく絞り出した声を残して、奴は教室を後にした。

おいおい、私の答えは・・・・?
突っ込む前に、私の口元は笑みを浮かべていた。

幸せに、わななく興奮と。
淡い期待を戒める理性が。

私の、中学三年生の心に渦巻いていたのだった。

/17ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ