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not erotic love stories
第26章 テレフォン・クラブ:雨宿り(第三話)薄くなった男
男は新人の東に報告書作成の指示をすると、フラフラと会社を出ていった。

頭の中は怒りと疲労で一杯であった。

もう、どうでも良かった。
このまま会社をやめてしまおうかと思った。
 
オフィス街を抜け,歓楽街を歩いていくとハデなネオンサインのカンバンが目に入った。 

「テレフォン・クラブ」であった。
虚ろな目で見上げていた男は思い切って入ってみる事にした。
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